海外で車を借りる予定があって、国際免許をどこで取るのか、何が必要なのか、調べ始めたら意外と情報がバラバラで戸惑った方も多いのではないでしょうか。
すみだデスクのエリア担当ライター、まさきです。錦糸町と押上のあいだを動くことが多く、「どこへ行けばいいか」「平日に時間が取れるか」という視点で話すことが多いです。今回は、墨田区から動く場合を念頭に置きながら、申請先の考え方と準備の流れを整理します。
申請できる場所、必要な書類、写真の規格、使える国の確認方法、有効期限との関係まで、出発前に見落としやすい順にまとめます。
国際免許が必要になる具体的な場面
海外旅行中にレンタカーを借りる場面が、国際免許が必要になる代表的なケースです。現地の空港や港でレンタカーを借りる際、日本の免許証だけでは受け付けてもらえない国や地域があります。
ただし、国際免許があればどの国でも運転できるわけではありません。日本で交付される国外運転免許証は「ジュネーブ条約」に基づく書類なので、同条約の加盟国以外では効力がないことがあります。渡航先の制度は変わることもあるため、渡航先の国や地域で有効かどうかは、出発前に公式情報で確認が必要です。
日本の免許証との関係で知っておきたいこと
国際免許は、日本の運転免許証が有効な期間中に申請する手続きです。国際免許の有効期間は発行日から1年間ですが、日本の免許証の期限が先に切れると、国際免許の効力も失われます。
渡航期間が日本の免許更新時期と重なる場合は、先に更新を済ませてから申請するほうが安心です。この点は見落としやすく、出発直前に気づいても間に合わないことがあります。免許証の有効期限は、最初に確認しておきたい部分です。
東京都内のどこで申請できるか
東京都内で国外運転免許証(国際免許)を申請できる場所は、次の三種類です。申請できるのは東京都内に住所がある方です(警視庁公式情報、2025年10月時点)。公開前や申請前には、必ず最新の公式情報を確認してください。
- 運転免許試験場(3か所)
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府中・鮫洲・江東。平日と日曜に受付あり(祝日・土曜・年末年始は休み)。日曜は昼の時間帯に受付していない時間があります。
- 運転免許更新センター(2か所)
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神田・新宿。平日のみで、土日・祝日・年末年始は休み。
- 指定警察署(3か所)
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世田谷・板橋・立川の各警察署のみ。平日のみで、昼の時間帯に受付していない時間があります。
墨田区内の警察署では申請できない点に注意が必要です。「近くの警察署でできる」と思って向かうと、無駄足になる可能性があります。
墨田区から行きやすい申請先の見方
墨田区から動くなら、江東運転免許試験場(東陽町)が選択肢として挙がりやすいです。錦糸町から東京メトロ半蔵門線を使い、東陽町駅から歩いて向かえる場所にあります。
神田運転免許更新センターも都心寄りで行きやすい立地ですが、平日のみの受付です。わたしなら、日曜も動けることを考えると、試験場のほうが選びやすい気がしています。
受付時間は場所や曜日によって少し違います。運転免許試験場の平日、神田・新宿の運転免許更新センターは8時30分~16時30分ですが、運転免許試験場の日曜と指定警察署では、11時30分~13時00分を除く時間帯での受付です。仕事の前後で寄るには少しタイトなので、午前中に早めに動ける日を選ぶと余裕があります。
必要書類で見落としやすい三つの点
申請に必要な書類は次の通りです(警視庁公式、2025年10月時点)。変更の可能性があるため、申請前に公式サイトで最新情報を確認してください。
- 運転免許証(またはマイナ免許証)
- 写真1枚(縦4.5cm×横3.5cm)
- パスポート原本
- 手数料2,250円
- 古い国際免許証(持っている場合)
見落としやすいのが「パスポート原本が手元にない場合」の扱いです。渡航前にパスポートを申請中だったり、海外赴任先に置いてある場合は、eチケットの印字やホテルの予約表など、渡航を証明する書類が代わりに必要になります。書面での提出が求められるため、画面表示だけでよいかどうかは事前に確認しておくと安心です。
また、マイナ免許証のみを持っている方は、渡航先によって従来の運転免許証が必要になる場合があります。レンタカーを借りる予定がある方は、渡航先やレンタカー会社の案内もあわせて確認しておきたいところです。
写真の規格が変わっていることに気づきにくい
国際免許の写真サイズは2022年5月に変更されています。現在の規格は縦4.5cm×横3.5cmです。以前は縦5cm×横4cmだったため、古い情報をもとに準備すると受け付けてもらえない可能性があります。
パスポート用の写真と同じサイズなので、パスポート申請時に余分に撮っておくと使い回しやすいです。撮影から6か月以内という条件もあります。なんとなく「手持ちの写真で大丈夫かな」と思いやすいところですが、サイズと撮影日付の両方を確認しておくほうが安心です。
申請前に確認したい免許の有効期限
国際免許の有効期間は発行日から1年間ですが、日本の免許証の期限が先に来ると、国際免許も効力を失います。たとえば、免許の期限まで8か月しかない状態で発行を受けると、国際免許も8か月しか使えないことになります。
更新期限が近い方は、先に免許更新を済ませてから申請するほうが選択肢が広がります。更新前の申請も可能ですが、渡航期間と残り有効期限の関係は事前に確認しておく価値があります。
使える国かどうかの確認の仕方
日本の国際免許(ジュネーブ条約に基づく)が使える国は、同条約の締約国が基本です。ただし、締約国でも現地の交通法規上の扱いが異なる場合や、国際免許に加えて日本の免許証の提示、現地での手続きが求められることもあります。
渡航先の制度は変わることがあるため、本記事だけで断定はできません。外務省、渡航先の大使館・領事館、レンタカー会社の案内など、複数の公式情報源で確認しておくのが無理のない方法です。
出発まで時間があるかの見立て
運転免許試験場や更新センターでの申請は、原則として即日交付です。ただし、状況によっては即日交付できないこともあると警視庁公式に記載があります。
出発の1か月前くらいを目安に動き出すと、万が一の書類不備や日程の調整にも対応しやすいです。直前に慌てて動こうとすると、受付時間の制約や書類の抜け漏れが重なって焦ることになります。

受付時間は場所や曜日で違うため、行く前に公式ページで確認しておくと安心です
公式情報の確認先と問い合わせ先
本記事の情報は警視庁公式サイト(2025年10月更新)をもとにしていますが、制度や受付条件は変わることがあります。申請前に必ず最新の公式情報を確認してください。
- 警視庁公式(国外運転免許証)
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申請場所・受付時間・必要書類・写真規格の最新情報を確認できます。
- 江東運転免許試験場
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電話:03-3699-1151(代表)。墨田区から行きやすい試験場として候補にしやすい場所です。
よくある失敗と詰まりやすい場面
迷いやすいのが「墨田区の警察署で申請しようとした」というケースです。区内の警察署では申請を受け付けていないため、空振りになってしまいます。指定警察署は都内でも世田谷・板橋・立川の3か所のみです。
写真のサイズ違いも起こりやすい失敗のひとつです。古いサイズ(縦5cm×横4cm)で撮影したものを持参してしまうと、その日に申請できない可能性があります。証明写真機は府中・鮫洲・江東の各運転免許試験場内にも設置されているため、不安な場合は現地で撮影する方法もあります。
準備の流れを手順として見ると
やることが重なると見落としが出やすいので、順を追って確認しておくと当日が楽になります。
更新時期が近い場合は、先に更新を済ませておくと国際免許の有効期間を確保しやすくなります。
申請前6か月以内に撮影したもの。パスポート用と同サイズです。
パスポート原本が手元にない場合は、eチケットの印字やホテル予約表などを、書面で準備します。
江東・鮫洲・府中の運転免許試験場か、神田・新宿の更新センターなどへ。手数料は2,250円です。場所や曜日によって受付時間が異なるため、出発前に公式ページで確認してください。
動く前に今日できることがあります
渡航の予定が固まってきたら、まず自分の免許証の有効期限と、必要書類のリストをメモに書き出してみてください。写真のサイズ、パスポートの在処、渡航先で国際免許が使えるかどうか——この三つだけでも確認できれば、当日に焦る場面がかなり減ります。
わたし自身、「どこで何をそろえるか」が見えないうちは動き出しにくいと感じるタイプなので、全部を一度に動かそうとせず、今日は書類チェックだけ、来週は写真を撮りに行く——というくらいの刻み方のほうが合っています。出発直前に焦るより、少し早めに動くほうが選択肢が広いです。
今週末でも、「免許証の期限」と「パスポートが手元にあるか」の2点だけ確認してみてください。それだけで次のステップが見えてきます。準備が少し早く進む時間になったらうれしいです。












