マイナンバーカードをなくしたとき、「止める」と「作り直す」の二つが頭の中でごちゃまぜになりやすいんですよね。どちらが先でどちらは後でいいのか、はっきりしないまま検索している方も多いと思います。
すみだデスクのエリア担当ライター、まさきです。墨田区内のことを取材で動くことが多く、区役所と出張所でできることの違いが気になる場面に何度か出くわしてきました。今回はその経験から、再発行手続きの流れと見落としやすい点を整理します。
まず確認したいことから始めて、窓口の選び方、受け取りまでの見通しの順に進めます。
手続きを始める前に整理したいこと
再発行の申請に進む前に、「一時停止」「廃止」「再交付」の三つを区別しておくと動きやすくなります。一時停止はカードの悪用を防ぐ緊急措置で、廃止はそのカードを使えなくする手続き。再交付申請はその後の段階です。
順番を間違えると二度手間になることもあります。まず止めて、それから区役所の窓口で廃止と再交付を進める、という流れが基本になります。
紛失に気づいたときに見ておきたい連絡先
カードをなくしたと気づいたら、まず一時停止の連絡を入れることが先決です。マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)は24時間365日対応していて、音声ガイダンスの2番を選ぶと一時停止手続きに進めます。通話は無料です。
墨田区にはマイナンバーカードコールセンター(03-5608-6370)もあり、平日8時30分~17時に対応しています。区内での手続きの流れや窓口の確認はこちらに聞くと話が早い場合もあります。

一時停止の電話だけでは再発行にはなりません
墨田区で手続きする窓口の選び方
再発行申請の窓口は、基本的に墨田区役所2階のマイナンバーカード専用窓口になります。出張所でも一部の手続きを受け付けていますが、再交付申請そのものが出張所でできるかどうかは、事前に確認が必要です。
わたしが取材中に出張所を訪ねたとき、「この件は区役所へ」と案内された場面があります。出張所に行ってから区役所へ回ることになると、時間的なロスがあります。先に電話や公式サイトで確認してから動くほうが無理のないやり方だと感じています。
出張所でできることとできないこと
墨田区の出張所は区内に複数あり、住民票の写しや印鑑証明など日常的な証明書発行を担っています。マイナンバーカードの受け取り(カード交付)は出張所でも可能ですが、出張所での受け取りは予約が必須です。
再交付申請や廃止の手続きについては、出張所でできる範囲が限られる場合があります。できることとできないことの境界は時期によって変わる可能性もあるため、事前に公式サイトか電話で確認する前提で動くのが安全です。
申請時に用意しておきたい持ち物
再交付申請で窓口を訪れる際に必要になりやすいものをまとめました。事前に確認しておくと、窓口でのやり取りがスムーズになります。
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 警察への遺失届の受理番号(控え)
- 再交付手数料(窓口で確認)
- 通知カードや個人番号が分かるもの
手数料の支払いタイミング(申請時か受け取り時か)は自治体によって異なります。墨田区での扱いは区役所または公式サイトで確認してください。持ち物の過不足も、事前に電話で一度確かめておくと当日に焦らなくて済みます。
手数料と受け取りまでの目安
マイナンバーカードの再交付手数料は、原則として電子証明書を含めると1,000円(カード本体800円+電子証明書200円)が目安とされています。電子証明書を搭載しない場合は800円になります。
受け取りまでの期間は、申請からおおむね1か月程度が目安とされていますが、申請の混雑状況や時期によって変わります。申請後に区役所から通知が自宅へ届く流れで、その案内が来てから受け取り予約を入れます。
電子証明書で戸惑いやすい場面
見落としやすいのが、再発行後の電子証明書の扱いです。再交付を申請した時点で以前のカードに入っていた電子証明書は無効になります。再発行されたカードでマイナポータルや確定申告などを使うには、新しいカードへの電子証明書の搭載が必要です。
電子証明書の手続きは、墨田区では平日・日曜日ともに予約制となっています。カードを受け取った後も別途予約が必要になる場合があるため、受け取り時に窓口で確認しておく価値があります。
暗証番号が分からない場合の確認先
再発行後のカードには新しい暗証番号を設定します。このとき、以前使っていた番号と同じにするかどうかは本人が決められます。ただし、暗証番号の設定は窓口で行うことになるため、その場で考える時間が必要になることもあります。
- 署名用電子証明書
-
6~16桁の英数字混在。確定申告などオンライン手続きで使います。
- 利用者証明用電子証明書
-
4桁の数字。マイナポータルログインなどに使います。
- 住民基本台帳用
-
4桁の数字。行政サービス連携で使います。
暗証番号が分からなくなった場合は、再発行とは別に「暗証番号の初期化・再設定」という手続きがあります。これは区役所窓口で対応しています。再発行と一緒のタイミングか、後日かで混乱しやすい部分なので、窓口で「暗証番号はどのタイミングで設定しますか」と確認してしまうのが一番早い。
氏名変更や転居がある場合に見落としやすいこと
転居や氏名変更と再発行が重なっている場合、どの手続きを先に進めるかによって必要書類や窓口での確認内容が変わる場合があります。たとえば転入の手続きが完了していないと、住所が異なる状態でカードを再発行することになり、後から訂正が必要になるケースもあります。
迷いやすいのが、転居後すぐにカードをなくしたときです。住民票の住所と申請内容がそろっているかを先に確認してから申請に進む方が、手戻りが少なくなります。
再発行で失敗しやすい場面と注意したいこと
よくある失敗が、一時停止のまま再交付申請をせずに時間が過ぎてしまうことです。一時停止はあくまで悪用を防ぐための措置であり、カードが自動的に再発行されるわけではありません。窓口での廃止手続きと再交付申請は別の行動として必要です。
マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)へ電話し、音声ガイダンス2番で一時停止を依頼します。
遺失届または盗難届を提出し、受理番号を控えてください。
墨田区役所2階の専用窓口で廃止届と再交付申請を同時に行います。必要書類を事前に確認してから訪問するとスムーズです。
区役所から通知が届いたら、予約システムか電話で受け取り予約を入れます。
再交付申請後に元のカードが見つかった場合も、廃止済みのカードは再度使えません。見つかっても申請を取り下げることはできないため、本当に見つからないと判断してから申請するかどうかを考える必要があります。
公式情報の確認先と予約の方法
墨田区の手続きに関する最新情報は、墨田区公式ウェブサイトのマイナンバーページで確認できます。受け取りの予約は「墨田区マイナンバーカード交付等予約システム」からオンラインで入れられます。
電話での相談は墨田区マイナンバーカードコールセンター(03-5608-6370)が窓口です。対応時間は平日8時30分~17時となっています。制度の変更や手続きの詳細は時期によって変わる場合があるため、訪問前にコールセンターか公式サイトで最新情報を確認してから動くことをおすすめします。
手続きを終えた後に感じたこと
マイナンバーカードの再発行は、流れを知っていれば特別難しい手続きではありません。ただ、一時停止・廃止・再交付申請の三つのステップが別々に存在していることを知らないまま窓口へ行くと、「今日はここまでしかできません」となる場合もあります。
わたし自身も、錦糸町や押上のあたりで取材中に「マイナンバー関係で区役所と出張所を何度か行き来した」という話を聞くことがあります。窓口に着いてから「あ、これは区役所じゃないとダメだったか」と分かるのが一番もったいないんですよね。
今日できる一歩は、まず墨田区のコールセンターか公式サイトを見て「自分が今どのステップにいるか」を確認することです。手続きが必要な書類を一枚メモしておくだけでも、区役所へ向かう前の不安がずいぶん軽くなります。手続きが思ったよりスムーズに進む時間になったらうれしいです。













