片付けをしていて出てきた充電式電池、「燃えないごみに出せばいいのかな」と思ったまま引き出しに入れておいたことは、わたしにもありました。小さな電池でも、出し方を間違えると収集車や処理施設で火災の原因になることがあります。
すみだデスクのエリア担当ライター、まさきです。墨田区には拠点回収と清掃事務所という二つの公式ルートがあり、電池の状態によって行き先が変わります。区内のJBRC協力店や宅配回収といった民間ルートも使えますが、どこが自分の状況に合うかは事前に確認が要ります。
この記事では、墨田区で先に確認したい窓口から、膨張や破損があった場合の扱い、端子の絶縁で見落としやすい点まで順を追って整理します。具体的な回収先として区内外の3か所も紹介しますので、参考にしてみてください。
リチウムイオン電池に当たるもの
スマートフォン、タブレット、モバイルバッテリー、コードレス掃除機、充電式の電動歯ブラシ、ワイヤレスイヤホンなどに入っているのがリチウムイオン電池です。ニカド電池やニッケル水素電池なども含めて「小型充電式電池」と呼ばれます。
乾電池(アルカリ・マンガンなど)とは扱いが異なります。乾電池は不燃ごみや有害ごみで出せる区が多いですが、充電式電池は別ルート。まず「充電できるかどうか」で仕分けるのが一番早いです。
墨田区で先に確認したい窓口
墨田区の公式情報では、リチウムイオン電池(小型充電式電池)は区内15か所の拠点回収か、清掃事務所への持ち込みが基本の出し方です。通常のごみ集積所(ごみステーション)には出せません。
清掃事務所はすみだ清掃事務所(本署・分室)が窓口になっています。破損・膨張がある場合は拠点ではなく清掃事務所に職員へ手渡すよう案内されています。持ち込み前に電話確認を入れておくと、当日に迷わなくて済みます。
なお、区外の方の持ち込みは不可、事業活動から出たものは産業廃棄物として別途対応が必要です。
区内外3か所の具体的な回収先
自治体のルートと合わせて、民間の回収先も知っておくと選択肢が広がります。「拠点までの移動が難しい」「複数の機器をまとめて出したい」といった場面で役立ちます。
- ①イトーヨーカドー 曳舟店(JBRC協力店)
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所在地:東京都墨田区京島1-2-1/電話:03-3616-4111
- ②ノジマ(全国展開・JBRC協力店)
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公式サイト:nojima.co.jp/最寄り店舗はJBRC協力店検索から確認
- ③リネットジャパン(環境省認定・宅配回収)
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公式サイト:renet.jp/電池内蔵の小型家電をまとめて宅配で回収可
イトーヨーカドー曳舟店は京成曳舟駅から歩きやすく、買い物ついでに寄れるのが助かります。わたし自身、錦糸町と押上のあいだを動くことが多いので、ルート上に回収先があると動きやすいと感じています。
ノジマはモバイルバッテリーを1人5個まで無料回収(スタッフへ手渡し)。最寄り店舗はJBRCの協力店検索ページで郵便番号から探せます。墨田区内には区内8か所が登録されていますが、設置状況は変わることがあるので事前確認が安心です。
リネットジャパンは環境省認定の宅配回収サービスで、パソコンを含む1箱目は無料、含まない場合は1箱1,848円(税込)が目安です。電池を外せない一体型の充電式機器もまとめて送れるため、複数品目が重なった場合に向いています。ただしリネットは電池「単体」の回収には対応していないので、その点は注意が必要です。
拠点回収ボックスを使える場合
区内15か所に設置されている拠点回収ボックスには、破損・変形・膨張のない小型充電式電池を持ち込めます。前述のJBRC協力店でも同様の回収が受けられます。JBRCの公式サイトでは郵便番号で最寄り店を検索できます。
ただし、設置場所や受付状況は変わることがあります。わたし自身も「あると思ったらなかった」という経験が一度あってから、出かける前にサイトで確認するようにしています。
回収ボックスに入れにくいケース
迷いやすいのが、電池が製品に内蔵されていて取り出せないケースです。モバイルバッテリー本体や充電式の小型家電のような一体型は、電池だけ取り出して回収ボックスへというわけにいきません。
その場合は、製品ごと小型家電回収ルートか、前述のリネットジャパン、またはメーカーや販売店の自主回収を使うのが現実的です。
膨張や破損があるときの注意
電池が膨らんでいる、傷がある、液が漏れている、異常に熱い——こういう状態の電池は、回収ボックスに入れないでください。
墨田区の公式案内では、破損・変形・膨張のある電池は清掃事務所に職員へ直接手渡すよう明記されています。拠点の回収ボックスへの投入は禁止されています。持ち込む前に電話で状況を伝えておくと対応がスムーズです。
保管中も、直射日光の当たる場所や高温になる場所は避けてください。袋に入れて動かさないようにして、早めに持ち込むのが安心です。
端子の絶縁で見落としやすい点
回収ボックスへ入れる前に、電池の端子(プラス極・マイナス極)をテープで覆う必要があります。端子がむき出しのまま他の電池や金属と接触すると、発火の原因になります。
セロハンテープでも絶縁はできますが、はがれやすい。わたしは布テープか幅の広いビニールテープを使うようにしています。端子の形が分かりにくい電池もあるので、電池ごとに単独で袋に入れてしまうと確実です。

端子テープ、貼ったつもりでずれていることが多いんですよね
小型家電本体付きか電池単体かの違い
電池が取り外せる機器は、電池だけを充電式電池のルートで出します。一方、本体から電池が外せない機器は、製品ごと出す扱いになります。
- 電池が外せる→拠点回収またはJBRC協力店へ
- 電池が外せない→小型家電回収か宅配回収へ
- 迷ったら→すみだ清掃事務所かメーカーへ相談
まず「外せるかどうか」で分岐するのが最も迷いにくいと感じています。
よくある失敗と対象外になりやすいもの
先に結論を言うと、一番多いのは「どこに出せばいいか分からなかったので、とりあえず不燃ごみへ」という出し方です。収集後に処理施設で火災になるケースがあり、墨田区では禁止されています。
また、一辺が30センチ以上の製品は粗大ごみの扱いになります。事業活動から出た電池は産業廃棄物のため、区の一般回収では受け付けられません。海外製品でPSEマークがないもの、JBRCのリサイクルマークがない電池は、JBRC協力店ルートが使えないことがあります。
今日できる一歩から始めてみてください
週末の片付けついでに、引き出しや充電コーナーにある電池を一度取り出して、膨らんでいないか、傷がないかだけ見てみてください。確認できたら、その日にイトーヨーカドー曳舟店かJBRC協力店を一か所だけ検索してメモしておく。それだけでも、今日の状況がだいぶはっきりします。
わたし自身、電池がたまる一方で「いつか出しに行こう」と思いながら半年近く置いていたことがありました。置いておくほど膨張に気づきにくくなるので、早めに動いておいてよかったと感じています。
この記事が、電池の出し方で迷っていたみなさんの動きやすさにつながったらうれしいです。まずは状態の確認から、気が向いたタイミングでやってみてくださいね。













