衣替えや引っ越しのタイミングで服をまとめて手放したいとき、「どこへ持っていけばいいか」で迷いませんか。古着回収は出し先によって受け入れられる衣類が違うので、まだ着られる服と傷んだ服を分けて考えたほうが、無駄足を防ぎやすくなります。
地域情報メディア『すみだデスク』でエリア担当をしているまさきです。わたしは整体院の仕事柄、錦糸町と押上のあいだをよく動いているのですが、行けそうな場所でも持ち込み条件が違って戸惑うことがあります。そのあたりも含めて整理しました。
この記事では、墨田区で使える古着回収の種類と、受け入れられる衣類・受け入れてもらえない衣類を確認したうえで、実際に使いやすい3つの回収先を紹介します。
古着回収と処分は目的が違う
「古着回収」と一口に言っても、回収の目的は大きく二つに分かれます。まだ使える衣類を次の誰かに届けるリユース目的と、素材を原料に戻すリサイクル・資源回収目的です。
この違いは、受け入れられる衣類の条件に直接影響します。リユース目的の回収では着用できる状態が条件になりやすく、資源回収は素材を再利用するため状態の幅が広いこともあります。ただし、どちらの場合も、濡れている衣類や強いにおいのある衣類は対象外になりやすい点は共通しています。
墨田区で探せる衣類回収の種類
墨田区で衣類を手放すときに確認できる回収先は、大きく三つのルートがあります。
- 区のイベント回収
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区が月に数回、公園や区役所前で開催する回収。古着・靴・ぬいぐるみなども対象になることがある。
- 拠点回収ボックス(R-LOOP)
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区内4施設に設置された常設ボックス。墨田区・ブックオフ・BPLabの連携事業で、リユース・リサイクルにつなげる仕組み。
- 店頭回収ボックス(PASSTO等)
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錦糸町PARCOなど区内のショッピング施設に設置。買い物のついでに持ち込めるのが使いやすい。
それぞれ運営主体が異なり、受け入れ条件・対象品・受付時間も別々です。「その日は開催がなかった」というのはよくある話で、事前に日程を確認してから動くのが現実的です。
墨田区で使いやすい回収先3つを紹介
実際に動きやすいかどうかも含めて、わたしが整理した3つの回収先を紹介します。公式情報をもとにまとめていますが、実施状況は変わることがあるため、利用前に必ず各公式案内で確認してください。
| 回収先 | 種別 | 料金 | 受付時間の目安 |
|---|---|---|---|
| 墨田区イベント回収 | 区主催 | 無料 | 9時~14時(月数回) |
| R-LOOPボックス(区内4施設) | 拠点回収 | 無料 | 平日9時~16時前後 |
| PASSTO(錦糸町PARCO) | 店頭回収 | 無料 | 店舗営業時間内 |
①墨田区イベント回収(区主催)
墨田区が月に2〜3回、区内の公園や区役所前で実施しているイベント回収です。受付は9時から14時が基本で、場所は月ごとに白鬚公園・中和公園・区役所前などが会場になります。
古着・靴・ぬいぐるみのほか、金属製調理器具なども対象になります。回収された衣類は海外でのリユースや断熱材の原料への再利用に使われます。下着も対象になることがあるのがこの回収先の特徴で、他の回収先では断られやすいものも持ち込めます。
日程と会場は毎月変わるため、墨田区公式Xアカウント(@sumida_official)を前月末に確認するのがいちばん早い。公式サイトは「墨田区 イベント回収」で検索すると直接案内ページへ進めます。
②R-LOOPボックス(区内4施設に常設)
2025年5月から、墨田区・ブックオフ・BPLab・墨田さんさん会の4者連携で始まった常設ボックスです。回収された衣類はブックオフグループの海外リユースショップへつながるほか、再販できないものは素材として再利用されます。
設置されている4施設と利用可能な時間帯の目安は次のとおりです(変更がある場合があるため、公式案内を事前に確認してください)。
- 立川リサイクルストックヤード(立川2-9-5)平日9時~16時
- すみだリサイクルセンター(横川5-10-1-111)開館日9時~15時
- 墨田さんさんプラザ(立花4-30-16)平日10時~16時
- 喜楽里すみだ工房(東向島3-34-4)平日10時~16時
衣料品全般が対象ですが、著しく汚れているもの・汚物がついているもの・使用済みの下着は対象外とされています。衣類以外にファッション雑貨・おもちゃ・小型スポーツ用品なども対象になります。詳細は「R-LOOP 墨田区」で検索すると公式リリースが確認できます。
③PASSTO(錦糸町PARCO 5階)
錦糸町PARCOの5階エスカレーターサイドに常設されている民間の不要品回収ボックスです。ECOMMITが運営する「PASSTO(パスト)」は、回収した不要品を検品してリユース・リサイクルにつなげる仕組みで、利用は無料です。
衣類ではトップス・ボトムス・ジャケット・コート・子供服などが対象です。ただし靴下・肌着・水着・着物・制服・ユニフォームは対象外。靴類も対象外になっています。カビ・破損・濡れているものはNGという点はR-LOOPと同様です。
買い物のついでに寄れるのが、この回収先のいちばん動きやすいところだと思います。わたし自身も仕事帰りに錦糸町へ立ち寄ることが多いので、一袋分だけ持って出かけるのに向いている場所なんですよね。公式サイトはhttps://www.passto.jp で対象品の最新情報を確認できます。

投函口の横に対象品リストがあるので先に見ておくと楽です
回収してもらいにくい衣類の特徴
迷いやすいのが、「状態が悪い服をそのまま持ち込んでいいかどうか」という点です。回収先によって基準が違うのですが、共通して断られやすい衣類の特徴はある程度まとめられます。
- 濡れている・湿っている衣類
- 強いにおいがついている衣類
- 汚れや染みが目立つ衣類
- 大きく破れている衣類
- 布団・枕・クッション類
墨田区の分別ガイドでは「汚れた布類は燃えるごみとして出せる」とされています。状態が悪い衣類を無理に回収へ持ち込もうとするより、燃えるごみとして出すほうが受け先にも負担がかかりません。
下着・靴下の回収先は別に確認する
下着や靴下の扱いは、回収先ごとに判断が分かれます。区のイベント回収では下着類も対象になることがある一方、PASSSTOや多くの店頭ボックスでは「靴下・肌着は対象外」と明記されています。
わたしも一度、店頭ボックスに下着をまとめて持ち込もうとして、ボックス横の掲示を見て引き返したことがあります。持ち込む前に、対象品リストを一度確認しておくと安心です。
持ち込む前に確認したい四つのこと
実際に動く前に確認しておくと、無駄足を防ぎやすいことがあります。どの回収先でも共通して当てはまる確認項目を挙げます。
下着・靴下など品目ごとの可否は回収先によって違います。
イベント回収は月ごとに会場と日程が変わります。前月末の公式告知を確認します。
雨の日でも袋の中が乾いていれば持ち込める場合が多いです。
持ち込んで困りやすい衣類と対処法
よく迷うのが、「傷みはないけど誰かが着るには難しそうな古い服」や「何年も押し入れに入っていた布類」の扱いです。これらは回収先で断られた場合、燃えるごみとして処分するのが現実的な選択になります。
墨田区では「汚れた布類は燃えるごみとして出せる」と案内されています。リユースにこだわりすぎると、かえってどこにも持ち込めない衣類が手元に残ってしまうこともあります。
今週末、一袋だけ分けてみてください
古着回収は「全部まとめて一度に片づけよう」と思うとなかなか動き出せません。まず今日、クローゼットから一袋分だけ取り出して、「まだ着られるか」「汚れや破れはないか」を確認するだけで十分だと思います。
わたし自身も、一度に全部片づけようとすると途中で止まってしまうことがあります。区のイベント回収は月に数回あるので、今月分に間に合わなくても来月の日程で動けばいい。そう考えると気が楽になるんですよね。
週末の買い物ついでに錦糸町PARCOへ寄る機会があれば、乾いた状態で袋に入れた衣類を一つ持っていくだけで動けます。3つの回収先のうち、今の自分のスケジュールに合いそうな場所をひとつだけメモしておいてみてくださいね。













