「無認可保育園」で調べたのに、区や都のページには同じ言葉が見当たらない。認可保育園以外の預け先も探し始めたところで、ここで手が止まる方は多いと思います。
地域情報メディア『すみだデスク』のエリア担当ライター、まさきです。わたしは何かを探すとき、まず呼び方と場所を確かめてから中身を見るようにしています。
この記事では、認可外保育施設という公式の呼び方、墨田区と東京都の情報で見ておきたい点、区内で実際に確かめた三つの施設を順に書きます。
無認可と認可外という呼び方の違い
日常では「無認可保育園」と呼ばれることが多いのですが、東京都や墨田区の案内では「認可外保育施設」という言葉が使われています。検索の言葉と公式の言葉が違うだけの話。
どちらも、国の基準で認可を受けた認可保育所以外の施設を指す呼び方です。「無認可」という言葉に、安全性や保育の質の評価は含まれていません。
認可外保育施設に含まれる主な種類
認可外保育施設とひとことで言っても、中身はいくつかに分かれます。墨田区の案内を見ると、主に次のような区分で情報が載っています。
- 東京都認証保育所
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東京都が独自の基準を設けて認証している保育施設です。
- 企業主導型保育施設
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企業が主に従業員向けに設け、地域の子も受け入れる場合がある施設です。
- その他の認可外保育施設
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ベビーホテルや院内保育室など、上の二つに当てはまらない施設です。
墨田区内で施設を探すときの入口
墨田区の認可保育施設の申込み案内では、認可外保育施設は東京都福祉局のホームページなどで確認し、詳細は各施設へ直接問い合わせる流れになっています。区の窓口で一括して扱う形ではないんですよね。
企業主導型については、墨田区のページに区内施設の一覧が載っています。わたしは一覧を見たら、最寄り駅と送迎で寄れる道順を先に地図で追います。
墨田区で実際に確かめた三つの施設
区の一覧に載っている施設から、認証保育所、企業主導型、その他の保育室を一つずつ選びました。どれも錦糸町や押上、両国の駅から歩ける場所です。並びは優劣ではなく、区分ごとの一例という位置づけ。
| 施設名 | 区分と特徴 | 料金目安 | アクセスと利用方法 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 保育園夢未来錦糸町園 | 東京都認証保育所。生後43日から就学前まで、月曜~土曜7時30分~20時30分 | 入園料20,000円、週5日8時間までの月極で0歳児55,000円、1・2歳児53,000円 | 太平3-3-12、錦糸町駅から徒歩4分。申込みは園へ直接 | https://yumemirai-hoiku.com/ours/kinshichou/ |
| パンダ保育園 | 企業主導型保育施設。定員11名、満4か月から、7時15分~20時15分で日曜休園 | 登録料20,880円、月額は比較サイト掲載で0歳児43,780円、1・2歳児39,490円(給食・おやつ込み) | 押上3-29-1、押上駅近く。申込みは園へ直接、電話受付9時~18時 | https://www.jcast.jp/oshiage/ |
| 両国子育てひろば保育室 | 区の子育てひろばに併設された保育室。定期利用と一時預かり、月曜~土曜8時15分~18時15分 | 定期利用は無料、一時預かりは1時間まで600円から5時間超3,000円まで | 横網1-2-13、ヒューリック両国リバーセンター1階。申込みは保育室へ | https://hoiku.merhalsa.jp/hoikushitsu-ryogoku/ |
夢未来錦糸町園は開所時間が長く、仕事帰りの送迎を考えやすい園です。パンダ保育園は定員11名の小さな園で、押上駅の近く。料金は園の案内と比較サイトで数字が違う部分もあったので、見学時に最新の料金表をもらうと安心です。
両国子育てひろば保育室は、令和7年9月から定期利用保育の利用料が無料になったと案内されています。わたしなら、両国駅からの道順と入口の分かりやすさを先に歩いて見ておきたいかなと思います。
届出の情報を確認しておく理由
東京都の案内によると、認可外保育施設の設置者は、事業開始の日から1か月以内に届出をすることが児童福祉法で義務付けられています。都は立入調査の結果も公表している仕組み。
届出の有無や調査結果は、施設ごとに東京都の公表情報で見るものです。ここを人づての話で済ませないだけで、あとから迷う場面はかなり少なく済みます。
料金と申込み方法は施設ごとに違う
認可外保育施設は、施設と保護者が直接契約するのが基本です。料金の決め方も、月極、時間単位、入園料の有無など施設によってさまざま。
申込み方法も、電話、見学後の書類提出、ウェブ申込みと違いがあります。料金表に食事代や延長料金が含まれるかは、見学のときに聞いておくと安心です。
- 月極か一時利用か
- 入園料や登録料の有無
- 食事代やおむつ代の扱い
- 延長保育の料金と時間
空き状況は施設へ直接聞くのが早い
空き状況は、ウェブの掲載情報と実際の受け入れが一致しないこともあります。更新のタイミングが施設ごとに違うためです。
わたしなら、空きを聞く電話のついでに、見学できる曜日と時間も聞きます。混む時間しか見られない場所は決めにくいと感じるので、送迎の時間帯に見られるかも気になるところですね。
保育料の補助制度を調べるとき
墨田区には、認証保育所や認可外保育施設、企業主導型保育施設を利用する家庭向けの保育料の補助や、幼児教育・保育の無償化の案内があります。対象や上限額は年度で見直される仕組み。
補助には、保育が必要な理由があることや、月極の契約時間などの条件が付く場合があります。墨田区の最新の案内で、利用前に条件を見ておくと動きやすいですよ。
東京都の公式一覧で確かめる手順
施設を見つけたら、公式の情報と施設の案内を一つずつ照らし合わせます。わたしが今回の取材で実際にたどった順番は、次のとおりでした。
認証保育所か企業主導型か、その他の認可外保育施設かを施設の案内で確かめます。
東京都福祉局や墨田区のページで、施設名と所在地が載っているかを見ます。
料金、空き、利用時間、申込み方法を電話か見学で聞きます。
呼び方だけで判断してしまう失敗
よく迷うのが、「無認可」という言葉の響きだけで施設を候補から外したり、逆に安心したりする場面です。制度上の区分も運営の状況も、呼び方からは分かりません。
わたしも最初は、区のページで「無認可」の文字を探して見つからず、一度手が止まりました。呼び方を「認可外」に変えて探し直したら、案内がすんなり出てきたんですよね。

呼び方を「認可外」に変えるだけで、探しやすさが全然違いました
認可保育所と同じ前提で考えない
認可保育所は区へ申し込み、保育料も区の基準で決まります。認可外保育施設を同じ前提で考えると、申込み先や料金の仕組みで食い違いが出やすいです。
申込み先と料金の決まり方が、施設ごとに違うという点だけでも頭に置いておくと安心です。区の手続きと施設との契約は、別々に進むこともあるんですよね。
最初の一件に電話する前にわたしがすること
今日できることとして、気になる施設を一つだけ選び、東京都や墨田区の一覧に名前があるかを見てみる方法があります。そのうえで聞きたいことを紙に書き出すと、電話で慌てずに済みます。
わたしは、駅から歩いて分かりにくい場所や入口が見えにくい場所だと、つい後回しにしてしまいます。だからこそ、送迎の途中に寄れるかを地図で先に見ておくと、気持ちがずいぶん楽になるんですよね。
週末に家族で話す前に、施設名と聞きたいことを書いたメモが一枚あるだけで、話は進めやすくなります。料金や空きは変わることがあるので、最新の情報は施設と公式ページで確かめてみてくださいね。













