せっかく墨田区で結婚の届けを出すなら、スカイツリーや桜が描かれたような地域らしい婚姻届を使いたい。そう思う一方で、その用紙で本当に受理してもらえるのか、少し不安になりますよね。区の配布、市販、ダウンロードと入手先がいくつもあって、どれを選べばいいか迷いやすいところです。
地域情報メディア『すみだデスク』のエリア担当ライター、まさきです。わたしは何かを調べるとき、まず「どこで手に入るか」と「用事のついでに寄れるか」から見る癖があります。
この記事では、入手先の種類と提出用の注意を見たうえで、墨田区役所、東京都のダウンロード婚姻届、東京スカイツリーのフォトサービスの3か所を紹介します。
オリジナル婚姻届にはどんな種類があるか
オリジナル婚姻届と呼ばれるものは、大きく分けると三つあります。自治体が作って配るもの、雑誌や結婚情報サービスの付録や市販品、ウェブで公開されている印刷用のデザイン。入手先ごとに、提出に使えるかどうかの確かめ方も少しずつ違います。
| 入手先 | 提出前に確かめたいこと |
|---|---|
| 自治体の配布 | 配布期間や在庫、提出用と記念用のページの区別 |
| 市販品や付録 | 法務省の様式に沿っているか、届出先で使えるか |
| ウェブのダウンロード | 印刷サイズや紙の条件、配布元の注意書き |
どの種類でも、最後に受理するかを決めるのは届出先の役所です。見た目が気に入ったかどうかと、提出に使えるかどうかは別の話なんですよね。
墨田区役所で聞くオリジナル婚姻届
一つ目は、墨田区役所の窓口課戸籍係です。区は令和7年3月、桜や東京スカイツリー、両国国技館などを描いたオリジナル婚姻届の配布を始めたと公式に発表しています。記念に残せる保存用の様式が綴じ込まれているのが特徴。
わたしが一度止まったのは、その発表にあった配布期間の部分です。予定は令和8年2月28日までと書かれていて、今も受け取れるのかは記事の時点では分かりません。
記念用の婚姻届受理証明書は1通1400円と報じられていて、用紙の配布も含めて料金は窓口で確認が必要です。区役所は墨田区吾妻橋一丁目23番20号で、浅草駅や本所吾妻橋駅から歩ける場所。公式サイトはhttps://www.city.sumida.lg.jp/です。
提出用の様式と記念用の用紙は別もの
墨田区のオリジナル婚姻届は、書き方見本と提出様式に加えて、複写式の保存用様式を綴じ込んだ作りだと案内されています。手元に残すページと役所に出すページが分かれている形。ほかの配布元の用紙でも、同じように分かれている場合があります。
- 提出用の様式
-
役所に出して戸籍に反映される、正式な届書のページです。
- 保存用や記念用の様式
-
手元に残すためのページで、これだけを出しても届出にはなりません。
記念のページに一生懸命書いて、提出用が空欄のままという取り違えは起こりえます。書く前に、どのページを出すのかを一度見比べておくと当日に慌てずに済みます。
市販やダウンロードの用紙を使うときの注意
市販品やダウンロード用紙は、デザインの幅が広くて見ているだけでも楽しいものです。ただ、法務省の定める様式に沿っているかどうかは、商品ごとに違うと考えておいたほうが気が楽。提出に使えると書かれていても、最終的に受理を判断するのは届出先の役所です。
自作や加工をした用紙も、一律に使えるとは言い切れません。心配なら、記入前に墨田区の戸籍の窓口へ用紙を持参して見てもらうのがいちばん早いと感じています。
東京都オリジナル婚姻届をダウンロードする
二つ目は、東京都が公開しているオリジナル婚姻届です。縁起のよい紋様に東京の街並みやソメイヨシノをあしらったデザインで、手元に残す保管用も別に用意されています。
ダウンロードなら料金は印刷代くらいで、A3用紙に印刷するよう案内されています。コーティング加工の紙は受理されない場合があるとのこと。提出前に届出先へ確認するよう書かれているので、墨田区の窓口にも一度聞いておくと安心です。
利用方法は、東京都の結婚応援サイト「TOKYOふたりSTORY」から入手する形。公式サイトはhttps://www.futari-story.metro.tokyo.lg.jp/marriageregistration/です。
印刷サイズと用紙の扱いで迷わないために
自宅で印刷する場合に迷いやすいのが、用紙の大きさです。多くの自治体はダウンロード用の婚姻届をA3で印刷するよう案内しています。
A4に縮小して印刷したり、薄い紙やにじみやすい紙を選んだりすると、あとで困らないか心配になりますよね。サイズや紙の条件は、使う用紙の配布元と墨田区の案内で確かめておくと動きやすいですよ。わたしなら、印刷する前に窓口へ電話で一度聞いておきます。
提出前に見ておきたい記入欄と署名
墨田区の案内では、婚姻届には夫と妻、それに証人2名の署名が必要とされています。証人は夫妻以外の成年の方ならどなたでもよいとのこと。
- 夫と妻それぞれの署名
- 成年の証人2名の署名
- 本人確認ができるもの(運転免許証など)
- 提出用のページに書いているか
記入のしかたは、法務省が公開している婚姻届の記載例がいちばん分かりやすいと思います。本籍や新しい本籍、夫婦が名乗る氏など、事前に決めておく欄も意外と多いもの。外国籍の方との婚姻は、事前に窓口で相談するよう案内されています。
墨田区で婚姻届を出せる窓口と時間帯
墨田区で届出を受け付けるのは区役所本庁舎で、出張所では受け付けていないと公式に書かれています。用紙をもらえる場所と出せる場所が違う点は、見落としやすいところです。仕事の前後に寄るなら、まず本庁舎の場所を地図で見ておくのが先。
区役所の一部窓口は令和7年12月から、平日の受付時間が午前9時~午後4時30分に変わったと案内されています。閉庁日や時間外は、1階の夜間休日受付で届書を預かる形。
記念日に出したい方は、第2日曜の開庁や特定日の案内も出ることがあるので、日にちが決まったら区の公式サイトで最新の時間を見ておくと安心です。
東京スカイツリーのフォトサービスで記念を残す
三つ目は、提出とは別に記念を残したい方向けの、東京スカイツリーのフォトサービスです。天望デッキや天望回廊のフォトスポットで、限定フレーム付きの記念写真を撮ってもらえます。区の婚姻届にも描かれた塔から、東京の景色を背景に残せる一枚。
料金は1800円(税込)と公式に案内されていて、展望台への入場料は別に確認が必要です。営業時間は平日10時~21時30分、土日祝9時~21時30分で、変更の場合もあるそう。
場所は墨田区押上一丁目1番2号で、押上駅からすぐ。提出した日の帰りに寄るなら無理がありません。公式サイトはhttps://www.tokyo-skytree.jp/enjoy/photo/です。

届けを出した帰りに、押上で一枚残すのもいい記念ですね
オリジナル婚姻届でよくある失敗
よくある失敗は、準備の順番が逆になってしまうことです。デザインを選んで証人に署名をもらってから、提出に使えない用紙だと分かるのがいちばんつらい流れ。証人にもう一度お願いするのは、頼む側も頼まれる側も気をつかいます。
区の配布か市販かダウンロードかを先に決めます。
墨田区の戸籍の窓口に、その用紙で出せるかを聞きます。
記載例を見ながら書き、最後に証人へ署名をお願いします。
この順番なら、証人に何度もお願いせずに済みます。書き損じたときの予備を一枚もらっておくのも、気持ちの余裕につながりますよ。
用紙選びに迷っているみなさんへ
わたしも妻と届けを出したころは、記念の用紙まで考える余裕はありませんでした。今は選べるものが増えた分、迷いも増えているのかなと感じています。
地域らしい一枚を使いたい気持ちは、大事にしていいものです。そのうえで、出せるかどうかだけは先に確かめておくと、あとの時間を楽しむ余白が生まれると思っています。
今日か今週末のどこかで、墨田区の公式サイトを開いて、オリジナル婚姻届の配布状況だけでも見てみてください。気になった点を一行メモに残しておけば、窓口で聞くときも迷いません。その一歩で、準備の不安が少し軽くなったらうれしいです。帰り道に区役所へ寄る日を、ゆっくり決めてみてくださいね。













