墨田区内で保育園を探し始めると、認可保育園と認定こども園の違い、区立と私立の差、小規模保育はどう違うのか、と迷うことが増えてくると思います。さらに「空きはあるの」という肝心な部分は、調べてみるたびに数字が変わっていたりして、なかなか手がかりをつかみにくい。
わたしは地域情報メディア『すみだデスク』でエリアを担当しているまさきといいます。平日は錦糸町と押上のあいだをよく動いています。保育施設を調べるときも、まず「どのあたりにあるか」から入ることが多いです。
この記事では、2026年6月2日時点で墨田区公式ホームページに掲載されている情報をもとに、墨田区の認可保育施設を施設種別ごとに整理し、公式情報でどう確認するかをまとめています。空き情報や募集見込数は月ごとに変わるため、申込み前には必ず墨田区公式ページで最新情報を確認してください。
この記事では、墨田区の認可保育施設を施設種別ごとに整理して、公式情報でどう確認するかを順を追って書いています。施設名の羅列ではなく、どこを見れば自分に必要な情報にたどり着けるかに絞って説明します。
墨田区の認可保育施設とはどんな種類があるか
墨田区の認可保育施設は大きく分けて、認可保育園(区立・私立)、幼保連携型認定こども園、小規模保育事業所、家庭的保育事業所の四つに分かれます。区が定めた基準を満たした施設であることが共通点で、保育料は区が定める基準に基づいて決まります。
ただし、種類によって対象年齢や定員の規模、卒園後の行き先が異なります。小規模保育や家庭的保育は0歳から2歳までを主な対象とするため、3歳になったときに別の施設へ移る必要があります。最初に施設種別を把握しておくと、後から迷いが少なくなります。
施設種別ごとの特徴を整理しておくと動きやすい
施設の種類ごとに、どんな家庭に向いているか、利用前に確認すべき点が少し変わります。以下に種別の特徴をまとめました。
- 認可保育園(区立・私立)
-
0歳から5歳までを対象とする施設が多く、定員規模も比較的大きめ。区立と私立で運営方針が異なる場合があります。保育内容や延長保育の時間帯は各園で確認が必要です。
- 幼保連携型認定こども園
-
保育と教育の機能を合わせ持ちます。保育を必要とする子ども(保育認定)と、幼稚園的な利用をする子ども(教育認定)の両方を受け入れる施設です。申し込み区分が認可保育園と同じ窓口になることが多いですが、利用時間や申込条件は園ごとに違います。
- 小規模保育事業所
-
定員が6人から19人程度の小さな施設で、0歳から2歳が対象です。少人数でゆったりした環境が特徴ですが、3歳以降の受け入れはないため、転園先を事前に考えておく必要があります。
- 家庭的保育事業所
-
保育者の自宅や小規模な専用スペースで、少人数を預かる形態です。0歳から2歳が対象で、家庭的な雰囲気での保育が特徴。墨田区では、申込み方法は認可保育園と同じで、空き状況を確認したうえで子ども施設課入園係へ申し込む流れです。
園マップと園ガイドで施設の場所をつかむ
墨田区公式サイトには「認可保育所等園マップ・園ガイド」が用意されていて、区内の認可保育施設の所在地を地図上で確認できます。2026年4月3日に更新された公式ページで、地図上のアイコンを選ぶと園の詳細や園ガイドを確認できます。
スマートフォンで見る場合、Googleマップアプリで開くと園ガイドなどのリンクが開けない場合があります。墨田区公式ページでもブラウザ上での閲覧が推奨されているため、うまく見られないときはブラウザで開き直してみるとよさそうです。
自宅や通勤経路に近い場所で探したいなら、まずこのマップから始めるのが動きやすいと思います。施設名と場所をざっと見比べながら、「この辺なら無理がない」という候補を絞ってから詳しく調べると、後の手順が少し楽になります。
区立と私立で何が違うか気になる方へ
区立保育園は墨田区が直接運営する施設で、私立保育園は民間の社会福祉法人や株式会社などが運営します。保育料の算定は区が定める基準で統一されているため、その点では区立・私立の違いはありません。
ただし、保育の方針、延長保育の時間帯、行事の内容などは施設によって差があります。墨田区公式サイトでは区立と私立・認定こども園を分けてページを設けているので、気になる施設の種別に応じて参照先を分けると探しやすくなります。
空き情報と募集見込数はどこで見ればよいか
墨田区公式サイトには「空き情報・募集見込数」のページがあり、月ごとに更新されています。2026年6月1日時点では、令和8年7月の募集見込数が掲載されています。申込締切は、郵送・電子が6月3日(水曜日)、窓口が6月10日(水曜日)です。
掲載されている数字は、あくまで募集見込数です。在園児の退所や転所、選考会議での転園内定、施設の受入態勢などによって変わることがあります。また、募集数が空欄でも欠員が生じる場合があるため、申し込みできる場合があります。
「空きあり」と出ていても、実際に申し込む時点では状況が変わっている可能性があります。月をまたいで確認し直すか、気になる園に直接問い合わせるほうが確実です。

空き情報は変わりやすいので、先月の数字を今月の判断材料にしないほうが安心です
公式の一覧ページで確認できることと、まだ分からないこと
墨田区公式ホームページでは、認可保育所等の園マップ・園ガイド、区立保育園のページ、私立保育園および認定こども園のページ、小規模保育事業所のページ、家庭的保育事業所のページ、そして空き情報・募集見込数のページが個別に用意されています。
- 公式で確認できる:施設名、住所、電話番号、種別、対象年齢の目安、各園ガイドへの導線
- 公式で都度確認が必要:空き状況、募集見込数、申込締切、受け入れ年齢の詳細
- 各園に直接確認が必要:延長保育の時間帯、見学の予約方法、園の雰囲気
- 注意が必要な点:空き情報や募集見込数は月ごとに変わるため、申込み直前に見直す必要がある
一覧を見るときにどこから順番に見るか
施設の情報を一から調べようとすると、園マップ、区立ページ、私立ページ、空き情報、園ガイドと複数のページにまたがってしまいます。最初から全部を追おうとすると、途中で手が止まりやすい。
まず墨田区公式の認可保育所等園マップを開いて、自宅や通勤経路に近い施設を地図上で確認します。エリアを絞ってから次へ進むと余分な手間が減ります。
候補の施設が認可保育園なのか、認定こども園か、小規模か、家庭的保育かを確認します。種別によって対象年齢や卒園後の流れが変わるため、ここで一度立ち止まると後の判断がしやすくなります。
気になる施設が絞れたら、各園のガイドで定員、保育時間、延長保育の有無などを確認します。記載内容は年度によって変わる場合があるため、最新版かどうかも見ておくと安心です。
候補が決まったら、墨田区公式の空き情報・募集見込数のページで現在の状況を確認します。数字は月ごとに変わるため、申し込み直前にも必ず見直してください。
同じ施設が複数の場所に載っている場合がある
墨田区の保育施設情報は、区公式の園マップ、区立・私立それぞれのページ、空き情報のPDF、東京都の福祉情報サイト「福ナビ」など、複数の媒体に分散して掲載されています。調べていくうちに同じ施設名が何度も出てきて、「これは同じ園」と分かりにくくなることがあります。
基本的には墨田区公式ホームページを正本として、他のサイトはあくまで補助として使うのが無難です。特に更新日が古いページは、現在と情報がずれている可能性があります。
保活の入り口として知っておくと役立つ窓口
申し込み手続きは墨田区の子ども施設課が窓口となっていて、認可保育園・認定こども園・小規模保育・家庭的保育の入園申し込みをまとめて扱っています。どの種別の施設を希望するかにかかわらず、まず同じ窓口で相談できます。
4月一次入所の申込みでは、希望できる保育施設は7か所までです。4月一次以外の申込みでは、希望保育施設数に制限はありません。希望できる数や必要書類は年度によって変わる場合があるため、申し込みをする年用の利用案内を確認してから準備するのが安全です。
見学の予約は各園に直接連絡する形が一般的です。見学の申し込みタイミングや受け付け曜日・時間は園によって違うため、気になる施設が決まったら早めに電話一本入れておくだけでも動きやすくなります。
申し込み前に確認しておきたい年齢と定員の話
認可保育施設の入園は、希望する年齢や園によって申し込みやすさが変わります。募集見込数や申請状況を見ると、同じ墨田区内でも、年齢クラスや施設種別によって状況が違うことが分かります。
0歳での入園を検討する場合は、産前から情報収集を始めておくと余裕が生まれます。また、認定区分(1号・2号・3号)によって申し込みの区分が変わりますので、子どもの誕生日と認定区分を確認した上で区の窓口に相談するのが確実です。
園の情報を見るときに立ち止まりやすいポイント
一覧を見て「定員20名」と書かれていても、それは施設全体の定員数であって、現在の空き枠とは別の話です。定員と空きは違う情報なので、混同しないように注意が必要です。
また、小規模保育や家庭的保育の施設は、認可保育園と同じ申し込み窓口で扱いながらも、場所が分かりにくいケースがあります。 公式ページで住所を確認した後、地図アプリでも実際の場所を見ておくと、見学前の心理的なハードルが少し下がります。
家庭的保育事業は2歳児クラスで保育が終了する保育施設です。2歳児卒室に伴って4月に転所する場合は調整指数が加算されると案内されていますが、実際の利用調整は年度の基準に沿って行われます。3歳以降の行き先も含めて、早めに確認しておくと安心です。
今週、まず公式の園マップを一度開いてみる
難しく構えずに、墨田区公式サイトの「認可保育所等園マップ・園ガイド」のページを一度開いて、自宅から近い施設の場所をざっと眺めてみるだけで十分です。施設の全体像がつかめると、次に何を調べればよいかが自然と見えてきます。
わたしも人に場所を聞かれたとき、まず「どの辺に住んでいるか」から話を始めることが多いです。保活も同じで、エリアから絞る方がかえって手早く動けることがあると感じています。
公式情報は更新のタイミングがページごとに異なります。気になる施設が見つかったら、最新の園ガイドと空き情報をその都度確認しながら進めてみてください。焦らず、ひとつずつで大丈夫です。













