使わなくなったパソコン用モニターを机の横に置いたまま、どう処分すればいいのか迷っている方は多いと思います。買い替えや故障、引っ越しや在宅環境の見直しのタイミングで、急に処分先を探すことになった方もいるのではないでしょうか。
地域情報メディア『すみだデスク』のエリア担当ライター、まさきです。錦糸町と押上のあいだを移動することが多く、街の困りごとにはできるだけ現場に近い目線で向き合うようにしています。
この記事では、モニターの種類やメーカー、PCリサイクルマークの有無を確認する流れと、実際に利用できる回収サービスの候補を順番に整理します。
まずパソコン用モニターか確認する
処分を考える前に、手元にあるのがパソコン用モニターかどうかを見ておく必要があります。同じ薄型の画面でも、パソコンにつないで使うディスプレイと、テレビ放送を映すテレビは別の扱いになるからです。
見落としやすいのが、パソコン一体型の機種です。本体と画面が一つになっているタイプは、ディスプレイ単体とは申込先の項目が変わることがあります。

一体型かどうか、まず背面を見て確認しています
テレビとの違いを混同しない
テレビとパソコン用モニターは、見た目が近くても根拠になる法律が違います。テレビは家電リサイクル法の対象で、パソコン用モニターは資源有効利用促進法という別の仕組みで扱われます。
この二つを一緒に考えてしまうと、申込先を間違えて手続きが止まってしまいます。テレビ用の窓口へパソコンモニターの相談をしても、対応してもらえないんですよね。
製造メーカーを確認する理由
パソコン用モニターの処分は、まず製造したメーカーを確認するところから始まります。回収の申込先や料金の有無が、メーカーごとの案内で決まる仕組みだからです。
本体裏側やパネルの縁に、メーカー名や型番のシールが貼られていることが多いです。ここが読み取れるかどうかで、次に見る場所がはっきり変わります。
本体とモニターを別のメーカーで購入している場合は、それぞれ別に申込みが必要になることも公式情報で示されています本体とモニターが別メーカーなら申込も別々という点は、うっかり見落としやすいところだと感じています。
PCリサイクルマークの見方
モニターの背面や側面に「PCリサイクルマーク」というシールが付いているかどうかで、回収料金の扱いが変わります。マークがあれば、メーカーが無償で回収してくれる仕組みです。
マークがない場合は、回収再資源化料金という費用がかかります。古い機種ほどマークが付いていないことがあり、購入時期を思い出す手がかりにもなります。
- PCリサイクルマークあり
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メーカーが無償で回収します。
- PCリサイクルマークなし
-
回収再資源化料金が必要になります。
メーカー回収を調べる手順
メーカーが分かったら、そのメーカーの公式サイトから回収の申込窓口を探します。多くのメーカーがインターネット申込みに対応しています。
製品カテゴリーと型番を確認しておきます。
料金の有無がここで確定します。
梱包用の伝票が郵送で届きます。
伝票が届いたら自分で梱包し、郵便局へ持ち込むか集荷を依頼する流れになります。細かな梱包サイズや持込先は、申込み時の案内に沿って確認しておくと当日に焦らなくて済みます。
実際に利用できる回収先の候補
ここまでの確認が済んだら、実際にどこへ申込むかという段階に入ります。墨田区で暮らしながら利用できる候補を三つ、性質の違う窓口として紹介しておきます。
順位付けをするつもりはありませんが、自分の機種の状態と相談窓口に電話しやすい時間帯を見比べてみると、選びやすくなると感じています。
- リネットジャパン
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環境省認定の宅配便回収で、墨田区も連携する行政サービスの一つです。
パソコン本体を含む箱であれば宅配回収料金は無料で、メーカー不明品やPCリサイクルマークのない機種でも対象になります。モニター単体のみを送る場合は一箱1,680円、税込1,848円の料金がかかります。
申込みは公式サイトからのWeb受付で、箱に梱包して佐川急便が自宅まで集荷に来る流れです。公式サイトはリネットジャパンで確認できます。
- パソコン3R推進協会
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倒産メーカーや自作パソコンなど、回収するメーカーが存在しない機種を受け付ける窓口です。
回収再資源化料金は機種によって異なり、支払い後に送られる伝票を使って梱包し、郵便局への持込みか集荷依頼で発送します。無償回収製品のみなら十日前後、有償回収が含まれる場合は十四日前後かかる目安が案内されています。
申込みはパソコンリサイクル受付センターのページから行い、電話でも受け付けています。公式サイトはパソコン3R推進協会で確認できます。
- 富士通FMVパソコンリサイクル
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富士通製のパソコンとディスプレイを対象にした、メーカー直営の回収窓口です。
PCリサイクルマークが付いた機種は送料込みで無料になり、マークがない場合のみ料金が発生します。申込みには本体側面や背面のシールに書かれた型名の入力が必要です。
受付は24時間対応のWebフォームで、申込み後にエコゆうパック伝票が郵送されます。公式サイトはFMVパソコンリサイクルで確認できます。
データが入る機器としての注意
モニター単体であればデータの心配は少ないものの、一体型パソコンの場合は本体側に個人データが残っています。処分の前に、データを消しておく作業が必要になります。
データ消去は分解や物理的な破壊で対応するものではありません。利用するサービスが案内する消去ソフトや方法で、事前に済ませておくのが安心です。
回収業者を使うときの注意点
急いで処分したい場合、街で見かける不用品回収の看板が気になる方もいると思います。ただ、行政の許可を得ていない業者に依頼すると、後で不適切な処理につながる恐れがあります。
入り口の様子がよく見えない事業者ほど、実際の作業や料金の説明が後回しになりやすい印象があります。依頼する前に、許可の有無や料金の内訳を確認しておくことが欠かせません。
- 許可番号の表示があるか確認する
- 料金の内訳を事前に見せてもらう
- 回収後の処理先を説明してもらう
よくある失敗と気づきにくい場面
よく迷うのが、引っ越しの直前になって初めてメーカーを調べ始めるケースです。荷造りに追われる中で確認作業が後回しになり、結局間に合わないという相談を聞いたことがあります。
もう一つ気づきにくいのが、モニターとパソコン本体を別々に処分しようとして、片方だけ手続きを忘れてしまう場面です。二つセットで確認する意識を持つと、後で困りにくいと感じています。
墨田区とメーカー公式情報の見方
料金や申込方法は時期によって変わる可能性があります。動く前に、墨田区の公式案内と各サービスの公式サイトの両方を見ておくと安心です。
まとめサイトの情報だけで判断せず、公式ページの表記を最後にもう一度見直す。この順番を守るだけで、申込み後の行き違いはかなり減る気がしています。
今日からできる一歩の決め方
今日、モニターの背面を一度見てみるだけでも進み方が変わります。メーカー名と型番、PCリサイクルマークの有無をメモに残しておくと、次に電話やサイトで申込むときに迷いません。
わたし自身、以前に自宅のモニターを処分したとき、マークの有無を確認しないまま進めて申込み直しになったことがありました。先に見ておけば良かったなと今でも思っています。
週末に少し時間を作って、机の横のモニターを手に取ってみてくださいね。それだけで、次にやることがはっきり見えてくるはずです。













